動物葬祭(ペット火葬)の歴史は意外と古く、昭和20年頃に東京(府中)の寺院系動物霊園が最初に火葬を行ったと言われています。
その後まもなくしてから関東で寺院系ではない一般法人による動物葬祭業が広まりだし、関西圏では昭和30年ごろから動物葬祭業が始まりました。
昭和40年代に東海、昭和50年代に全国的に動物葬祭事業が増えてきて、現在では1000社以上の動物葬祭事業者(ペット火葬業者含む)が存在すると言われています。
ペットを家畜としてではなく、癒しの存在や伴侶・家族の一員として扱われるようになってきた現代においては、この世を去ったペットに対し人間同等の葬送を希望する飼い主様が増えてきいるようです。
自治体によっては、動物の火葬を執り行うところあるようですが、合同火葬であったり、一般ゴミとしての焼却であったりと人間同等の対応とはいかないところが多いようですが、民間の火葬業社では、通夜・葬儀・火葬・納骨・海洋散骨等々・・・人間同様の葬送を提案する企業が増えています。